TVアニメ『Fate/Zero』第13話 Q&A

・原作未読者向け補完Q&A。
・後の展開のネタバレは無し。



第13話 「禁断の狂宴」


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Q.龍之介は何に対して泣いてるの?


A.アニメではぼかされていますが、誘拐してきた子供で作った人間家具や人間楽器が
  破壊し尽くされているのを見て、ショックを受けました。
  (第9話にてライダーが破壊)




Q.どうして「イスカンダルがチビだった」なんて言い伝えがあるの?


A.古代の伝説に細かい突っ込みは野暮というものです。
  矮躯だったという他にも、オッド・アイだったとか、両性愛者だったとか、
  イスカンダルは色々な逸話を持っています。


  ちなみに、ウェイバーが読んだ本には、ダレイオス王の玉座に座った時に足が
  届かなかったという逸話が書かれています。ダレイオス王は、ライダーより更にデカい
  (ウェイバーの推定では身の丈3m近くの)巨人だったようです。


  そもそも、アーサー王が実は女性だった…という世界観なので、細かい考察に
  意味はありませんww




Q.ウェイバーが憂鬱そうなのは何故?


A.あまりに器がデカすぎるサーヴァントの横にいることで、時計塔での不遇以上の
  やり切れなさを感じているようです。
  ただ運良く最強の英霊を引き当てただけの、分不相応の腰抜けとして聖杯を掴んでも、
  ウェイバーの自尊心は満たされないのでしょう。


  そんなマスターの願望を「彼方にこそ栄え在り(ト・フィロティモ)」と心から肯定するライダー△!




Q.キャスターが召喚した大怪獣って、一般人の目にも見えるよね?


A.普通に見えていて、川の近くでは住民がパニックに陥っています。
  魔術の秘匿という大原則は木っ端微塵になり、冬木の街の管理者(セカンドオーナー)である時臣は
  涙目になっていることでしょう。


  ちなみに、あの巨大海魔は召喚後のコントロールを度外視して呼び出された為、
  既にキャスターの制御下にもありません(制御するつもりも無いようですが)。




Q.このアニメ、分割2クール?


A.クォリティを保つ為なのかどうかは定かではありませんが、分割2クールのようです。
  怒涛の怪獣大決戦の続きは、4月までのお楽しみに取っておきましょう。




Fate/Zero』登場人物簡易まとめ


<アインツベルン陣営>
衛宮切嗣 : アインツベルンに雇われた異端の魔術師。聖杯に託す願望は「世界の救済」。
        言峰綺礼を、その経歴から危険視している。現在、セイバーやアイリとは別行動中。
セイバー : 騎士王・アーサー(本名はアルトリア)。聖杯に託す願望は「祖国ブリテンの救済」。
       ランサーの宝具で受けた呪いの傷により、左腕を満足に使えない状態にある。
       ランサー&ライダーと共に、暴走したキャスターに挑む。
アイリスフィール : 切嗣の妻であり、聖杯の器としてアインツベルンに造られたホムンクルス
             身体に異変が生じており、触覚を遮断している。
久宇舞弥 : 切嗣の助手であり弟子。現在、切嗣ともアイリとも別行動中。



<遠坂陣営>
遠坂時臣 : 監督役と共謀して聖杯戦争に挑む。聖杯に託す願望は「根源への到達」。
        自宅に引き籠って情報を収集中。来年4月から本気を出す。
アーチャー : 古代ウルクの英雄王・ギルガメッシュ。世界の全てを手に入れた傍若無人の支配者。
           自身の財(聖杯を含むこの世の全て)を他人が奪い合うのが許せない。
           綺礼に他マスターの参戦動機を探らせ、その心の底を暴こうとしている。
言峰綺礼 : 時臣と水面下で共闘中。衛宮切嗣の経歴に、自身の悩みへの答えがあると感じている。
        「他人の不幸は蜜の味」と実は思っている…と指摘され狼狽、同時に令呪も復活。
アサシン : ハサン・サッバーハ(中世イランの暗殺教団の指導者)。
        聖杯に託す願望は「人格の統合」。ライダーにより倒された。
言峰璃正 : 綺礼の父。聖堂教会から派遣された聖杯戦争の監督役だが、時臣に肩入れ中。
        錯乱・暴走しているキャスターを危険視し、他6組のマスターに討伐を命じた。



<間桐陣営>
間桐雁夜 : 幼馴染みの次女・桜を間桐家から解放する為、聖杯戦争へ参戦した。
        自身を魔術師に変貌させるべく体内に刻印虫を飼うも、身体を蝕まれて余命1ヶ月。
バーサーカー : 黒い甲冑のサーヴァント。手にした物を己の宝具とする能力を持つ。
            全身が靄に包まれていたり、狂化されている割に機敏だったりと、謎が多い。
間桐臓硯 : 間桐家の当主だが間桐家を見限り、遠坂家から桜を養子に迎えた。ドS。
        聖杯を手にしたら不老不死を得ようと思っているが、雁夜には期待していない。



<ウェイバー陣営>
ウェイバー : 自身を軽んじた時計塔の連中を見返すべく、聖杯戦争へ参戦。
        ライダーの器の大きさに圧倒され、葛藤している。
ライダー : 古代マケドニアの征服王・イスカンダル。聖杯に託す願望は「受肉」。
         セイバー&ランサーと共に、暴走したキャスターに挑む。



<ケイネス陣営>
ケイネス : 時計塔の講師でもあるエリート魔術師で、通称「ロード・エルメロイ」。
         経歴への箔付けの為に聖杯戦争へ参戦したが、切嗣の起源弾で再起不能に。
         残った二画の令呪もソラウに譲渡することになり、失意のドン底にいる。
ランサー : ディルムッド・オディナ(ケルト神話の英雄)。女性を魅了する魔貌を持つ。
        主に忠義を尽くすことだけが望みなのだが、生前同様、主の伴侶を魅了してしまった。
        セイバー&ライダーと共に、暴走したキャスターに挑む。
ソラウ : 由緒正しい魔術師の家の令嬢で、ケイネスの許婚。ランサーに魔力を供給している。
       ランサーの魔貌に魅了され、初恋に浮かれる乙女モード。
       ケイネスの令呪を強引に譲り受け、ランサーのマスターとして戦いに臨むことになった。



<最凶コンビ>
雨生龍之介 : 連続殺人鬼。何も知らぬまま偶然キャスターを召喚した。
          聖杯戦争が何なのかも知らず、気ままに凶行を繰り返している。
キャスター : ジル・ド・レェ(中世フランスの百年戦争終結に貢献した元帥)。
         セイバーがジャンヌ・ダルクであると思い込み、悲願は叶ったと大興奮。
         狂気に身を任せて大暴走、巨大海魔を召喚して聖杯戦争を無に帰そうとしている。