TVアニメ『Fate/Zero』第5話 Q&A

・原作未読者向け補完Q&A。
・後の展開のネタバレは無し。



第5話 「凶獣咆哮」


放送前Q&A  第1話  第2話  第3話  第4話




Q.ウェイバー、ケイネスにビビりすぎじゃね?


A.エリート魔術師であるケイネスとヘタレのウェイバーとの間には、天と地以上の実力差が
  あります。
  そのケイネスにあんな事を言われたら、腰が抜けるのも無理からぬ事かと。




Q.バーサーカーの能力についてkwsk


A.その名や詳細は現時点では不明ですが、「手にした物を全て自分の宝具にする」能力です。
  仮に鉄クズでも拾えばDランク相当の宝具になり、元からそれ以上のランクの宝具を
  手にした時はそのランクのまま自在に扱うことができます。


  狂化されつつ機敏な動きが出来る理由や、全身を包む黒いモヤモヤの正体等、
  多くの謎を持っているサーヴァントです。




Q.宝具のランクって何?


A.ランクとは、威力・効果・能力の目安です。EからAまでの5段階と、別格のEXがあります。
  また、A+やB++といった表記もあり、+なら一時的に倍、++なら3倍の能力を出せます。


  セイバーの「風王結界(インビジブル・エア)」はランクC、ランサーの「破魔の紅薔薇(ゲイ・ジャルグ)」はランクBです。




Q.アーチャーの宝具は何故あんなに沢山あるの?


A.「世界の全てを手に入れた」という伝説を具現した宝具だからです。世界の全てを
  手中に収めた最古の王であるアーチャーは、その後の時代のあらゆる宝具の原典の
  所有者であり、それらを「王の財宝」(ゲート・オブ・バビロン)から自由に呼び出せるのです。
  (ランクはE〜A++)


  あの偉そうな態度(ちなみに一人称は「我」と書いて「(オレ)」と読みます)も納得の、
  チート能力です。




Q.バーサーカーがセイバーに襲い掛かったのは何故?


A.詳細は現時点では不明ですが、狂化しているが故に暴走してもいます。
  アニメでは端折られましたが、雁夜はアーチャーが引いた時点でバーサーカー
  戻そうとしたのですが、制御しきれずに魔力を吸い上げられ、生き地獄を味わっていました。



  体内で覚醒した異物が蠕動を始め、肉に食い込み、骨を軋らせる。
  雁夜の擬似魔術回路たる刻印虫は、宿主である雁夜の許容量などお構いなしに、
  吸い上げた魔力を惜しみなくバーサーカーへと供給していった。
  痛みなどという表現すら生温い。身体の内側から別の生き物に浸食され、略奪されていく――
  生きながらに貪り食われる激痛が、恐怖とおぞましさによって倍増しになる。
  虫どもが背骨を齧る。虫どもが神経を溶かす。虫どもが、雁夜の中に巣食うおびただしい
  虫どもが虫どもが虫どもが虫どもが虫どもが虫どもが虫どもが……



  (;ω;) 雁夜は、爪を剥がしながら首を掻きむしり、啜り泣きを漏らしながら、
  必死に耐えていたのです。令呪を使う精神的猶予すらありません。




Q.ケイネスって…やっぱ嫌な奴だね……。


A.聖杯戦争の勝利を優先させるなら、あの場面でセイバーを殺そうとするのは
  決して間違った判断ではありません。
  ……まぁ、嫌な奴であることは否定できませんがww




Q.鳩山…いや、キャスターは何を興奮しているの? キモい。


A.どうやら、セイバーのことを知っていて、会えることに歓喜しているようです。




Fate/Zero』登場人物簡易まとめ


<アインツベルン陣営>
衛宮切嗣 : アインツベルンに雇われた異端の魔術師。聖杯に託す願望は「世界の救済」。
        会ったこともない言峰綺礼を、その経歴から危険視している。
セイバー : 騎士王・アーサー(本名はアルトリア)。聖杯に託す願望は「祖国ブリテンの救済」。
       マスターである切嗣にはシカトされていて、アイリと行動を共にしている。
       ランサーの宝具により、左腕をマトモに使えなくなってしまった。
アイリスフィール : 切嗣の妻。夫と共に聖杯戦争の勝利を目指す。切嗣を信頼しきっている。
久宇舞弥 : 切嗣の助手であり弟子。切嗣と同様にセイバーとランサーの戦いを見守っていた。



<遠坂陣営>
遠坂時臣 : 監督役と共謀して聖杯戦争に挑む。聖杯に託す願望は「根源への到達」。
        自宅にて情報を収集していたが、いきなり令呪を1画消費する憂き目に。
アーチャー : 古代ウルクの英雄王・ギルガメッシュ。世界の全てを手に入れた傍若無人の支配者。
           自身の財(聖杯を含むこの世の全て)を他人が奪い合うのが許せない様子。
           「王の財宝」(ゲート・オブ・バビロン)を全力で解き放とうとしたが、時臣の令呪により戦線を離れた。
言峰綺礼 : 時臣と水面下で共闘中。衛宮切嗣の経歴に、自身の悩みへの答えがあると感じている。
        アサシンを通じて得た情報を時臣に伝えている。
アサシン : ハサン・サッバーハ(中世イランの暗殺教団の指導者)。聖杯に託す願望は不明。
        群体で存在する性質か能力を備えている模様。
        舞弥が教会に放った使い魔を見付け、綺礼に報告した。
言峰璃正 : 綺礼の父。聖堂教会から派遣された聖杯戦争の監督役だが、時臣に肩入れ中。



<間桐陣営>
間桐雁夜 : 幼馴染みの次女・桜を間桐家から解放する為、聖杯戦争へ参戦した。
        自身を魔術師に変貌させるべく体内に刻印虫を飼うも、身体を蝕まれて余命1ヶ月。
バーサーカー : 黒い甲冑のサーヴァント。手にした物を己の宝具とする能力を持つ。
            全身が靄に包まれていたり、狂化されている割に機敏だったりと、謎が多い。
            暴走してセイバーに挑むも、ライダーの神牛に蹴られて退散。
間桐臓硯 : 間桐家の当主だが間桐家を見限り、遠坂家から桜を養子に迎えた。ドS。
        聖杯を手にしたら不老不死を得ようと思っているが、雁夜には期待していない。



<ウェイバー陣営>
ウェイバー : 自身を軽んじた時計塔の連中を見返すべく、聖杯戦争へ参戦。
        己のサーヴァントには振り回され、ケイネスにはビビり…とひたすらヘタレ。
ライダー : 古代マケドニアの征服王・イスカンダル。聖杯よりも世界制覇に興味がある様子。
         セイバーとランサーの戦いに割って入り、仲間になれと勧誘するも失敗。
         その後の騒動の原因となるも、結局何もせずに去っていった。



<ケイネス陣営>
ケイネス : 時計塔の講師でもあるエリート魔術師で、通称「ロード・エルメロイ」。
         経歴への箔付けの為に聖杯戦争へ参戦。
         令呪でランサーにセイバーを殺させようとするも、ライダーの横槍で失敗。
ランサー : ディルムッド・オディナ(ケルト神話の英雄)。聖杯に託す願望は不明。
        女性を虜にしてしまう呪いの魔貌を持つイケメンの二槍使い。
        セイバーとの尋常な勝負を望むも、ケイネスには一蹴されてしまった。



<最凶コンビ>
雨生龍之介 : 連続殺人鬼。何も知らぬまま偶然キャスターを召喚した。
          聖杯戦争が何なのかもわかっていないが、大興奮している。
キャスター : 自身を「青髭」と称す快楽殺人鬼。セイバーのことを「聖処女」と呼び、
         その復活こそが悲願だったらしい。