TVアニメ『Fate/Zero』第4話 Q&A
・原作未読者向け補完Q&A。
・後の展開のネタバレは無し。
Q.ランサーについてkwsk
A.作中で明らかになった通り、ランサーの真名はディルムッド・オディナ――
ケルト神話に登場する、フィオナ騎士団の一員です。
泣きボクロで女性を悉く魅了してしまう魔貌の持ち主であり、生前は主君である
フィン・マックールの婚約者と恋仲になってしまいました。
(セイバーやアイリのようにその魔力に抗う術を持っていれば魅了されません)
触れている間相手の魔力効果を打ち消す長槍・「
治療不可能な呪いの傷を負わせる短槍「
忠義に篤く、名誉ある戦いを重んずる英霊らしい英霊です。
Q.切嗣がケイネスの狙撃を断念したのは何故?
A.アサシンの存在に気付いたからです。切嗣がケイネスを狙撃すれば、それにより
切嗣の位置がアサシンに知られてしまい、自身の身が危うくなるのです。
(第2話Q&Aに記載した通り、魔術師と言えども人間はサーヴァントには敵いません)
ケイネスを狙撃したらすぐにセイバーを呼ぶ、という作戦も考えられますが
(令呪を使えば瞬間移動も可能)、サーヴァントはマスターを失っても即座に
消滅するワケではないので、セイバーを呼べばアイリがランサーの前に1人
取り残されることになります。
Q.そのアサシンはどうして切嗣に存在がバレたの? 気配遮断スキルは?
A.気配遮断スキルは、実体化した体を透明にする能力ではありませんので。
(切嗣がわざわざ空けておいた場所に来てしまったのは迂闊としか言えませんがww)
霊体化していなかったのは、霊体化していると感覚の多くが制限され、
マスターへ情報を伝えることができなくなってしまうからです。
Q.セイバーの武器は透明の剣?
A.あれは、幾重にも覆う風で光を屈折させて剣を不可視にする宝具で、その名を
「
アーサー王のシンボルとしてあまりにも有名なあの剣を隠すという役割も
果たしています。
Q.セイバーとランサーの戦いの内容がよくわからない
A.ランサーの「
魔力で編まれた鎧が無意味だと思ったセイバーは、鎧を消し、鎧に回していた魔力を
攻撃に回す…という策に出ました。
しかし、その結果、鎧さえあれば防げた筈の「
喰らってしまい、腱を切られてしまったのです。
Q.ライダー…自分から真名をバラしちゃったけど?
A.本来ならあり得ない行為です。と言うのも、英霊はその性格や武装、弱点や死に様が世に
知れ渡っていることが多く、その情報次第では致命的な弱点を晒す可能性があるからです。
――が、豪快なライダーは全く意に介していないようです。
ウェイバーは開いた口が塞がらないようですがww
『Fate/Zero』登場人物簡易まとめ
<アインツベルン陣営>
衛宮切嗣 : アインツベルンに雇われた異端の魔術師。聖杯に託す願望は「世界の救済」。
会ったこともない言峰綺礼を、その経歴から危険視している。
今は、銃を構えつつセイバーの戦いを見守っている。
セイバー : 騎士王・アーサー(本名はアルトリア)。聖杯に託す願望は「祖国ブリテンの救済」。
マスターである切嗣にはシカトされていて、アイリと行動を共にしている。
ランサーの宝具により片腕を使えなくなってしまった。
アイリスフィール : 切嗣の妻。夫と共に聖杯戦争の勝利を目指す。セイバーをサポート中。
久宇舞弥 : 切嗣の助手であり弟子。切嗣と同様にセイバーとランサーの戦いを見守っている。
<遠坂陣営>
遠坂時臣 : 監督役と共謀して聖杯戦争に挑む。聖杯に託す願望は「根源への到達」。
今は自宅にて情報を収集している。
アーチャー : 古代ウルクの英雄王・ギルガメッシュ。世界の全てを手に入れた傍若無人の支配者。
自身の財(聖杯を含むこの世の全て)を他人が奪い合うのが度し難いだけで、
聖杯に託す願望は特に持っていない。
様々な宝具を雨あられと投げ付けるチート能力を持っている。
言峰綺礼 : 時臣と水面下で共闘中。衛宮切嗣の経歴に、自身の悩みへの答えがあると感じている。
アサシンを通じて得た情報を時臣に伝えている。
アサシン : ハサン・サッバーハ(中世イランに暗躍した暗殺教団の指導者)。
聖杯に託す願望は、現時点では不明。
群体で存在する性質か能力を備えている模様。1体がセイバー達を見ている。
言峰璃正 : 綺礼の父。聖堂教会から派遣された聖杯戦争の監督役だが、時臣に肩入れ中。
<間桐陣営>
間桐雁夜 : 幼馴染みの次女・桜を間桐家から解放する為、聖杯戦争へ参戦した。
自身を魔術師に変貌させるべく体内に刻印虫を飼うも、身体を蝕まれて余命1ヶ月。
バーサーカー : 黒い甲冑のサーヴァント。詳細不明。
間桐臓硯 : 間桐家の当主だが間桐家を見限り、遠坂家から桜を養子に迎えた。ドS。
聖杯を手にしたら不老不死を得ようと思っているが、雁夜には期待していない。
<ウェイバー陣営>
ウェイバー : 自身を軽んじた時計塔の連中を見返すべく、聖杯戦争へ参戦。
ライダー : 古代マケドニアの征服王・イスカンダル。聖杯よりも世界制覇に興味がある様子。
セイバーとランサーの戦いに割って入り、自ら真名をバラしてしまった。
<ケイネス陣営>
ケイネス : 時計塔の講師でもあるエリート魔術師で、通称「ロード・エルメロイ」。
経歴への箔付けの為に聖杯戦争へ参戦。物陰からランサーをサポート中。
ランサー : ディルムッド・オディナ(ケルト神話の英雄)。聖杯に託す願望は、現時点では不明。
女性を虜にしてしまう呪いの魔貌を持つイケメン英霊。
<最凶コンビ>
雨生龍之介 : 連続殺人鬼。何も知らぬまま偶然キャスターを召喚し、その残虐さに大興奮。
キャスター : 自身を「青髭」と称す快楽殺人鬼。聖杯は欲しいらしい。