TVアニメ『Steins;Gate』第16話 Q&A
・原作未プレイ組向け補完Q&A。
・後の展開のネタバレは無し。
・失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した失敗した
Ｑ．「嘘には2種類ある」…って、何だその声芸はww
Ａ．マジレスすると、ダルの中の人（関智一氏）は、シリアスキャラからギャグキャラまで
幅広くこなす一流の声優です。
ダルの声は、ドモンの声であり、トウジの声であり、カードキャプターの兄の声であり、
スネ夫の声であり、サッカー小僧の声であり、
ちなみに、このシーン、原作ではエロゲー趣味を強調されるシーンだったりしますww
「もしも阿万音氏のオヤジさんが見つかんなかったら、かわいそうじゃん。
だからそんときは、僕が作ったバッジを見せて、オヤジさんはいたんだ、ってウソをだな……」
「ぬか喜びさせる、ということか」
「そういう言い方しなくてもよくね？ 世の中には2種類のウソがあって、
ダメなウソと優しいウソがあるんだぞぅ！」
「それはなんのエロゲーから得た知識だ？」
「『蔵ドナドナ』という、エロゲーではなくいわば人生と呼べるノベルゲーからですって、
やかましいわ！」
Ｑ．ダルが鈴羽の父親…だと……？
Ａ．ぼんやりしているようで意外に仲間の事をしっかり見ているまゆりの推理によると（原作版）、
・鈴羽の持っていたピンバッジのアルファベットはラボメンの名前の頭文字
・ピンバッジの「7010」は「2010」が削れたもの、すなわち未来ガジェット研究所設立の年
・スーパーハカーであるダルの名前が鈴羽から聞けない＝ダルは偽名を名乗っている
・2010年に秋葉原にいて、タイムマシン研究をしている
・岡部の「リーディング・シュタイナー」を知っている
・ダルも（鈴羽の父親がいたという）タイムマシンオフ会に行こうとしていた
・タイムマシンの名称「FG204 2nd EDITION ver.2.31」というネーミングセンス
・バレル＝樽 → タル → ダル
・橋田至橋田至橋田至橋田至橋田至橋田至橋田至…と連呼 → 「タイター」と聞こえる
ちなみに、ダルの妻については、ファンディスクである『Steins;Gate 比翼恋理のだーりん』や
鈴羽が主人公のスピンオフ漫画『Steins;Gate 亡環のリベリオン』で、その姿を確認できます。
Ｑ．失敗した失敗した失敗した失敗した失敗し（ry ……ダルは修理できてなかったの？ orz
Ａ．如何にスーパーハカーでも、2036年製のタイムマシンを完全には修理出来なかったようです
（原作のダルは顔面蒼白で「見落としがあったのかも」と言っています）。
1975年に跳んだ鈴羽は、その時の（タイムマシンの誤作動による？）衝撃で記憶喪失になり、
そのまま施設で24年間「橋田鈴」として過ごしました。
記憶が戻ったのは1999年の7月、IBN 5100を手に入れるには遅すぎる時でした。
その1年後、失意の内に首吊り自殺――父親との想い出の代償は、報われない人生という
重すぎる結末だったのです。
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原作の手紙朗読シーン直後、↑こうなったプレイヤーは多くいることでしょう。
中年になった鈴羽が訪ねてくると思っていたのに…失敗＆自殺って……。
（アニメでは2分程度でしたが原作で文章スキップ無しだと5分半も凹み続けることになります）
Ｑ．岡部はどんなDメールを送ったの？
Ａ．第10話で「助手の脅迫に屈せず鈴羽を尾行せよ」というDメールを自分に対して送りましたが、
それを打ち消す「尾行は中止、前のメールはSERNの罠」という内容のDメールを送りました。
これにより、尾行を中止した岡部は鈴羽を残念会に呼べなくなり、鈴羽は雷雨の前に
タイムマシンで1975年へ旅立つことができました。
その結果、タイムマシンオフ会後の残念会、未来人であると告白した事、
紅莉栖と和解した事、ラボメンになれて嬉しかったという会話、
ピンバッジを探して秋葉原を歩き回った事、父親と会えた事etc.……
これら4日間の想い出は、全て無かった事になりました（岡部の記憶にのみ残っています）。
死因が自殺から病死になっただけで、結局2000年に死亡してしまったのは、
世界線の収束によるものと思われます。
ちなみに、まゆりを救う為に紅莉栖に色々助けてもらった事とかも、無かった事になっています。
Ｑ．鈴羽の想い出を犠牲にせずにタイムトラベルを成功させる方法は無いの？
Ａ．ダルに何度もタイムリープしてもらい、タイムマシンに詳しくなってもらって
完全な修理をしてもらう…という方法は考えられますが、（原作の）岡部は、それをやっても
物理的には2日間しか無いから難しいという結論を出しています。
タイムマシン内に記憶喪失へ備えたメモ等を残す…という方法もありますが、
確実性には欠ける気がします。
記憶を取り戻さなければならない鈴羽は1975年にいるので、Dメールも届きません
（ポケベルは1975年の時点で存在していますが、一般人への普及はもっと後です）。
ちなみに、原作では、鈴羽との想い出を消し去るDメールを送らなかった場合のその後――
鈴羽ルートとその結末が用意されています。
鈴羽の想い出を犠牲にしたくない岡部が、結局これまで通り「まゆりが死んでから
タイムリープしてやり直す」のを繰り返すことにして、それを何十回、何百回と続けるうちに
時間の環の中に引き籠っていく…という、空恐ろしい展開です。
心を壊してしまい、どうせタイムリープできるから…とダルを死なせてみようと考えたり、
鈴羽を強姦してみようと考えたりする、ダークオカリンを見ることができます。
……鈴羽の自殺に続き、鬱の二重の極みです。
Ｑ．記憶を失った鈴羽が橋田という姓を名乗れたのは何故？
岡部のDメール後、父親を知らないまま過去へ跳んだ鈴羽も橋田姓を名乗っているけど……？
Ａ．前者については、（原作の）鈴羽の手紙に「覚えていたのは名前くらいだった」という
記述があります。
後者については、原作でも理由は明らかにされていません。何となくダルのキャラが
印象に残っていたので、名字を拝借したのでしょうか。
実は、後者については、上記の他に辻褄の合う推論を1つ挙げられますが、その根拠は
後の展開に関わる事なので、ここでは割愛します。
Ｑ．で、結局IBN 5100はどうなったの？
Ａ．鈴羽は使命を果たし、ちゃんと岡部達の下へIBN 5100が届くようにしてくれました。
……が、Dメール送信後のラボに、IBN 5100は見当たりません。
その理由については、次回明らかになる筈です。
ちなみに、ミスターブラウンの家だけではなく、ラボのあるビルも元は橋田鈴の物です。
家事で家を失ったミスターブラウンを下宿させてあげたのも、僅か10日間だけとは言え
バイトとして世話になった事への恩返しだったのかもしれません。
Ｑ．
Ａ．その辺も、次回以降のお楽しみということで。
Ｑ．何か、尺の心配をする声をチラホラ聞くけど……。
Ａ．残りのシナリオをあと7〜8話でまとめられるのかどうか、心配する原作経験者は少なくありません。
アニメスタッフの手腕に期待しましょうww
（個人的には、フェイリスやルカ子の物語が日陰に追いやられそうな予感がします。
これも、
