TVアニメ『Steins;Gate』第11話 Q&A

徐々に剥げてきた厨二病のメッキ

・原作未プレイ組向け補完Q&A。
・ネット上で見付けた文章の転用+自筆。
・後の展開のネタバレは無し。



第11話 「時空境界のドグマ -Dogma in Event Horizon-」



Q.最初にミスターブラウンと騒いでいたのは何?


A.原作とアニメは出来事の順序が若干前後していますが、ミスターブラウンは、
  上階のラボメン達が電話レンジ(仮)の実験をする度に建物がグラグラ揺れていたことに
  立腹していました。
  そこで、岡部は、鈴羽にミスターブラウンの気を引くよう協力を頼み、
  その隙に実験をしようと目論んだのです。


  アニメでは、この時に42型ブラウン管がリフターの役割を果たしていることに気付きましたが、
  原作では最初にその推測があり、それを確かめる為にこのような行動を取りました。




Q.ブラウン管が…リフター?


A.第5話にも出てきましたが、そもそもリフターとは、SERNがLHCを用いた
  タイムマシン実現の為に、カー・ブラックホールと一緒に使用しているらしき装置のこと
  (カー・ブラックホールに電子を注入して重力場を制御する為の装置)。
  SERNのLHCには、このリフターが設置してありますが、注入する電子は多すぎても
  少なすぎても駄目なようで、SERNはその調整に苦労し、タイムマシンは不完全なままです。
  紅莉栖は、電話レンジ(仮)の中ではLHCの中と同じ現象が起きていると
  推測していましたが、リフターに相当する物が何のかは謎のままでした。


  ブラウン管は、中にある「電子銃」と呼ばれる装置を用いて、電子を高熱、或いは高電界によって
  放出・加速させ、ビーム状に収束させます。その電子が、蛍光物質が塗られた表示面を走査することで、
  光が放出される…という仕組みです。
  その放出される電子の量がたまたまリング特異点干渉に必要な量だった…という
  偶然の産物ではありますが、ともかく、あのブラウン管は、リフターの代替となり得る物のようです。




Q.タイムリープについてkwsk


A.記憶情報を電子データに変換・抽出し、過去の自分へ送る技術です。
  容量にして3TB以上になる記憶情報をとある手段で圧縮し、Dメールと同じ手順で過去へ送ります。
  過去の自分が電話着信を受けることにより、一瞬で未来の記憶を過去の自分に
  上書きできる…という、神をも冒涜する12番目の理論なのですが、
  記憶のみを過去へ送る技術なので、所謂「親殺しのパラドックス」等は発生しません。


  より具体的な内容は、次回にでも明かされる筈です。
  まゆりが不思議に思っていた事(タイムリープした後の主観がどうなるのか等)についても、
  そのうち語られる…と思います。




Q.ぬるぽ


A.  ( ・∀・)   | | ガッ
   と    )    | |
     Y /ノ    人
      / )    <  >__Λ∩
    _/し' //. V`Д´)/ ←>>1
   (_フ彡


  マジレスすると、リアルにおける2ch用語です(Javaのプログラムにて割と見かけるエラー、
  「Null Pointer Exception」を可愛く言ったもの)。
  2chプログラマ板に立ったスレで>>1が「ぬるぽ」とだけ書き込んだところに、
  >>2がAA付きで「ガッ」と書き込んだのが発祥なのですが、その意味は謎です。
  何故か、これが2ch内でブームになりました。作中の@ちゃんねるでも同様のようです。




Q.VIPで安価?


A.またまた2ch用語で、安価とは「アンカー」、Webリンクのことです
  (2chでは「>>11」と書くと、自動的に書き込み番号11へのリンクが貼られる)。
  行動主が、自分が取る行動や送るメール内容を未来のアンカー先に託し、その通りに実行することを
  「安価遊び」と呼びます。
  岡部が「VIPで安価を出す事の方が」と言ったのは、この事でしょう。


  VIPとは、2ch掲示板の1つ・「ニュース速報(VIP)」のことです。


  ちなみに、原作における紅莉栖の@ちゃんねらーっぷりは、アニメより具体的に描かれています。
  (一番日本の「空気」みたいなものを感じられる場所だったので、アメリカ滞在中に
  よくアクセスしていたとのこと)




Q.岡部が受信したのって、人の生首の画像……? (((゚д゚;;)))


A.血濡れの人形の画像です。それでも充分怖いですが……。




Q.ラボからSERNまで直通回線が?


A.その辺に関しても、今後明らかになるものと思われます。