稲作が禁止された中国の農村

 北京オリンピック開催により、北京周辺で水の需要が増大する。元々中国は、その膨大な人口の為、1人当たりの水使用量が少ない。で、今年に限り、政府により稲作を禁止された農村があるらしい。仕方無くトウモロコシ栽培へと転作したが、収益は稲作時の6割となり、貧困に喘いでいるようだ(無論山奥なので別の仕事など無い)。家で食べる米も無い。
 ――というニュースを観た。わかってはいたが…五輪の「裏側」、改めて映像で観ちまうと凹むなァ。


 まぁ、俺は偽善者じゃないから、別に先進国から中国に水を送るべきだとか思ったりはせず、シャワーを浴びてスッキリした後、冷たいお茶を飲みながら土砂降りの雨に文句を言うワケだが。やっぱ良い国だヨ…日本。