TVアニメ『Robotics;Notes』#09 Q&A

・原作未プレイの視聴者向け補完Q&A。
・後の展開のネタバレは無し。




#09 「血と汗と涙の結晶ですから」




Q.ボットって何?


A.「bot」……ロボットの略語で、人間がコンピュータで行なう処理を自動実行するプログラムのことです。現実世界では、(Twitterで見掛けるような)インターネット上で特定のタスクを繰り返すプログラムを指す事が多いようです。




Q.『キルバラ』の上位ランカーがチーター解析ツールに引っ掛からないのは何故?


A.現時点では謎です。




Q.みさ希が妹にメールの返信すらしないのは何故? っつーか「平凡止まり」は酷くね?


A.みさ希の言動の真意も、現時点では謎のままです(高校卒業と同時に島を出てからは海翔ともあき穂とも連絡を取っていません)。




Q.あき穂が「ガンつく1」に乗ろうとしたのを海翔が止めたのは何故?


A.アニメでは端折られましたが、原作では、誰がパイロットとして乗り込むかは直前まで揉めていました。理由はただ1つ、危険だからです。
起動スイッチが内部にあるので誰かが乗らなくてはならないのですが、所詮は素人が作ったロボット、転倒する可能性が大いにあります。コックピットには椅子とシートベルトが備え付けられているだけなので(装甲も重量の割にハリボテ同然の脆さです)、転倒したら、中の人間は冗談抜きで重傷を負うか死亡する危険があるのです。
海翔は最後まで嫌がっていましたが、あき穂を乗せるくらいなら……とパイロット役を買って出たのでした。


ちなみに、コックピットがロボットの内部にあるのは、あき穂のこだわりです。




Q.ギャラリーには馬鹿にされていたけど、高校生が作った巨大ロボットが二足で立って動いたってだけで結構凄い事なのでは?


A.ミッチーも言っていましたが、世界中でロボット開発が盛んに行われている2019年現在においては、あのようにゆっくりと歩くだけのロボットでは人々の興味を惹くことはできないようです。
「ガンつく1」は、コストを抑える為、安物の素材で作られています。脚が妙に太いのは、歩行に耐えうる強度を保ちつつ巨大化させたからなのですが、素材が安物なので非常に重く、企業が制作するロボットのように軽快には動けません(動力が型落ちのディーゼルエンジンでは尚更です)。


ちなみに、アニメの「ガンつく1」は全長20mはあろうかという大きさで描かれていますが、原作では全長8mですww