『むこうぶち』のクォリティが落ちない

 今日は、月に2回の「近代麻雀」が読める日。……相変わらず、『むこうぶち』のクォリティが高ェ。限られたページ数の中で、濃密なストーリーをきっちりまとめている。全ての麻雀打ちにお勧めできる名作だな。
 『ムダヅモ無き改革』や『角刈りすずめ』も、馬鹿馬鹿しくて好きだ。


 『アカギ』は随分と雑な漫画になってしまった。登場した時は最終章の敵に相応しい不気味な老翁だった鷲巣巌も、今では鶏のような声を出したり「レレレのレ!」と騒いだりする、ただのファンキーなジジイになっちまったし。
 今週号では、二番煎じの罠に一喜一憂した挙句、赤木が一萬をツモったかとwktkする始末。いや、赤木がツモったのは黒牌だから、一萬じゃないことは確実なのだが(黒牌の一萬は部下の鈴木が持っている)……これは作者のイージーミス?