『428 〜封鎖された渋谷で〜』のTYPE-MOONシナリオ

 ちまちまプレイしていた『428』を最近ようやくクリアした。最後まで退屈させない良いゲームだったと思う(PSP『街』は途中で投げちまった俺だが)。


 で、2つのボーナスシナリオのうちの1つ…TYPE-MOONシナリオ(カナン編)について。何て言うか…良い意味でも悪い意味でも「異物」って感じだったな。それまでの『428』のイメージが一気にきのこ色に塗り潰されたワ(フルボイス仕様だったし)。
 ぶっちゃけ、「実写制作の群像劇」が好き…って人は、拒絶反応を起こしてしまうと思う。逆に、きのこ節全開の異能バトルが好きな人にとっては、安心して読める内容だったかと(脱字があったのもいつものTYPE-MOONクォリティ?)。いや、そろそろ違ったテイストのきのこテキストを読んでみたい…という気持ちも無いではないが。
 個人的には、終盤の演出はかなり好き。『428』は『428』じゃなきゃ駄目だ…とは思ってなかったしね。奈須きのこ氏自身は、そのホームページで『428』を語る際「やっぱ実写画面とテキストは落ち着くわー」とか書いていたが……☆


 そのTYPE-MOONシナリオを題材にしたアニメが放映されるらしいが……そんな情報より、『DDD』の続きがいつ読めるのかを知りたい(まだ先になりそうだなァ)。