民主党議員・村井宗明氏、エロゲー販売規制を求める請願を提出

 「アダルトゲームで青少年は心を破壊され人間性を失う」、「ランドセルを背負った小学生の少女をイメージしているものが多く、幼い女の子にとって極めて危険な社会を作り出す凶器となる」……と、民主党議員の村井氏から、アダルトゲームやアニメや雑誌の規制を求める「美少女アダルトアニメ雑誌及び美少女アダルトアニメシミュレーションゲームの製造・販売を規制する法律の制定に関する請願」衆議院に提出されたらしい。
 村井氏は、エロゲーやエロアニメ・エロ本について「幼い少女達を危険に晒す社会を作り出していることは明らかで、表現の自由などという以前の問題」と指摘し、製造・販売について罰則を伴った法律の制定を求めている(1万人の署名付き)。


 ――いや、明らかじゃねーだろ。どういう調査をして、どういうデータが出て、どういう分析でそんな結論に至ったのか? このロジックが不透明なままじゃ、中学生さえ論破はできねーぞ。せめて…もう少し調べてから発言しては?(理解不能→嫌悪→規制抹殺ではあまりにお粗末)
 って言うか、『歌月十夜』を罰則の対象にすればロリコン犯罪が減って万事解決…なんて考えが通る程、世の中は単純じゃないと思うが。


 何て言うか…せっかく政治家として生きているのだから、もう少し真面目にこの国を良くしようと考えてほしい。アホな請願を出してるから、Wikipediaに「自身が現実とアニメゲーム・雑誌との区別がつかないことを窺わせた」とか書かれちまうンだ……☆