秋葉原で大暴れしたスプリー・キラーについて

 最近、ニュースで取り上げられまくっているDQN男の話。
 ケータイサイトの掲示板に書き込んでいた心の内側を全国放送で大公開…という生き恥を背負わされることになってしまっているが、同情は出来ない。社会に対してどんな不満を持っていたのだとしても、あの暴発は許されることじゃない。あのDQN男よりもっと不遇な人生を送りつつも、真っ当に生きてる奴はいる筈だ。
 って言うか、あのDQN男の情報を集めてみると――


・高校は県内有数の進学校、大学は理系の短大(自動車関係の技術あり)
・中学時代は彼女がいた
・風俗経験あり(魔法使いを目指してはいない)
・「死にたい」などと自分の窮状を打ち明けられる友達(?)がいた
・初対面のミリタリーショップの女性店員と談笑できるコミュニケーション能力
・スポーツカーに乗っていた(事故った後には買い替える資力があった)
・食事は1食千円、携帯電話は使い放題プラン
・2週間に1回秋葉原へ行っていた
・ゲームやパソコン、フィギュアを保有
・ナイフ6本買う金と、買う為に福井まで行く行動力もあった
・足が速く、テニスも将棋も出来る
・趣味がカート、編み物能力あり
・破滅的なキモ面ではなく、ニキビ痕も無い(ハゲてもいない)
・年齢は20代半ば(第二新卒カードあり)、応募すれば職はすぐに手に入る若さ
ニートでも引き籠りでもない


 ――報道がどこまで正しいのかは知らないが、あんなに自分を卑下しまくる程までに絶望的なスペックでもないと思うのは俺だけか? ダウナー系思考って怖ェなァ。