韓国の国宝、放火で全焼

文化財は水で守る!

 ソウル中心部に位置し、韓国の国宝として日本人観光客にも馴染みの深い南大門(正式名称は崇礼門)が全焼してしまった。阿呆男が放火した為らしい。


 火災は、韓国では1年中で一番のんびりする旧正月連休明けの日曜日、2月10日の21時前に発生した。発生時は火の手は見えず白い煙だけで、5分後には消防車20台が南大門を取り囲み、鎮火は時間の問題に見えたとか。で、消防当局は30分後に鎮火したと判断したのだが、楼閣内の古い複雑な木造建築内で火は燃え続け、23時前に再び炎が上がった。門の破損を恐れて屋根瓦の一部を解体して内部に放水することを躊躇った等、消火作業の不手際に強い批判が寄せられている。
 国民は、南大門が焼け崩れていくのをテレビの生放送で見守る羽目になったらしい。「子孫に顔向けができない」とか「豊臣秀吉の出兵、清の侵攻、朝鮮戦争にも生き残った国宝を平和な時代に灰にしてしまった」とか、貴重な歴史的建造物を失ったことへの無念の思いや憤りが強まっている。復元には、3年の期間と約200億ウォン(約22億7000万円)の費用がかかる見通しらしい。
 建立が1398年らしいから、日本の銀閣寺より100年近くも古い建物だったワケかー(そう言えば、南大門と同じ頃に建てられた金閣寺も、罵迦に火を放たれて焼失したンだっけ)。


 何か、一部の人は、焼失した日が宿敵・日本の建国記念日だったことで、更にショックを受けているとか何とか。
 その日本は、今では国宝をむざむざ灰にするような不手際はしない。ちゃんと、スプリンクラーを常備しているらしい☆