400年以上生きた貝、殺される

 アイスランド沖の海底から405〜410年生きている二枚貝が発見された(これまで知られている動物の中で最長寿)と、イギリスの大学がホームページで発表した。
 見付かったのは蛤の仲間。その大学の研究者が、気候変動の調査中に海底から引き揚げたものらしい。貝殻は木の年輪のように1年毎に層を作るらしく、顕微鏡で数えて年齢を調べたとか。
 生物学への好奇心や探究心は結構なのだが、その貝、採取時には生きていたのに、年齢を調べる為に肉を剥がしたことで死んだらしい。……阿呆だな。それが「研究者」のやることか? せっかく、戦国時代からずっと生きてきたのになァ。