Nightwishのニューアルバム

『Dark Passion Play』

 ――Nightwishフィンランドのシンフォニック・メタル(或いはオペラティック・メタル)バンド。荘厳なサウンドに女性ボーカルが歌う神秘的な歌詞を融合させる…という音楽スタイルが売りで、ヨーロッパや南米では大人気のバンド(日本ではあまり有名ではないが、2005年にANGRAと一緒にツアーを行った)。


 ターヤという本式の声楽から成る超ド級の歌唱力を持つボーカリストNightwishの魅力の中核だったのだが、そのターヤは2005年に解雇(喧嘩別れ)。2000人を超える候補の中から選ばれたアネットを新ボーカルとして、今回の『Dark Passion Play』はリリースされた。
 ……まだじっくりと聴き込んだワケではないが…結構良い感じだと思う。確かに、アネットの歌声には、ターヤが歌っていた時のような教会音楽っぽい独特の雰囲気が無いが、ターヤを模倣されるよりは良いかと。ツォーマスの描く曲のクォリティは相変わらず高いし、聴き応えは充分。新生Nightwishの今後に期待したい。
 しかし、『Bye Bye Beautiful』や『Master Passion Greed』の歌詞、露骨すぎwww まぁ、気持ちはわかるケド……。


 ところで、何でこんなバンドを俺が知っているのかという疑問が湧く奴もいるだろうが…まぁ、その理由はここでは語るまい。その存在を知るに至った経緯など、音楽を聴く上では些末な事だ(よな?)。
 ちなみに、今ではNightwishの他に、上記のANGRAやRhapsody Of Fire(旧Rhapsody)、Helloweenかもたまに聴く。Rhapsodyの曲では『Emerald Sword』が最も好きだ。……わかり易い嗜好だよなー。