TVアニメ『Robotics;Notes』#20 Q&A
・原作未プレイの視聴者向け補完Q&A。
・後の展開のネタバレは無し。
#20 「今でもロボットが好きですか」
Ｑ．みさ希は君島コウの思念に操られているってこと？
Ａ．その原理については原作でも詳しく語られてはいませんが、その通りです。
君島コウは電気データなので（『FF7』の宝条みたいなものですね）、現実世界に物理的に干渉することはできません……が、電気データであるが故に、『Chaos;HEAd』のギガロマニアックスと同じような原理で愛理やみさ希を操っていたのかもしれません。
Ｑ．君島コウの死体は誰が処理したの？
Ａ．これもアニメでは端折られましたが、みさ希が埋めて隠しました。その後自首することも考えて掘り起こそうとしたのですが、死体が消えていた……というホラー展開がありました。
死体を動かしたのが誰なのかは不明ですが、君島コウの仲間がみさ希に罪悪感を植え付けてその後の洗脳を容易にする為……という説が有力です。
ちなみに、原作の瑞榎は、みさ希の様子がおかしい事には気付いていましたが、君島コウの殺害については知りませんでした。
しかし、アニメでは詳しい事情を知っていたみたいなので、みさ希が警察に捕まらないよう瑞榎が死体を別の場所へ移した……という説も成り立ちます。
Ｑ．君島コウが黒幕だったのはわかったけど、君島レポートにあんな面倒なフラグが設定されてたのは何故？
Ａ．アニメでは明言されていませんが、君島レポートを設置させられたのはみさ希です。
拡散を防ぐ為にみさ希がせめてもの抵抗として設定した説、君島コウの「ゲーム性がある方がレポートに興味を持ってもらえる」という戦略である説、みさ希のドS気質がそうさせた説……といくつかの推測があります。
Ｑ．公園でモノポールを作ろうとしていたのも君島コウだよね？ それは何故？
Ａ．理由は不明です。
あの装置は、太陽嵐と地球の磁場の衝突地点――すなわちブラックボール爆弾の着弾地点を探っていたのだと思われます。モノポールはその副産物だったのかもしれません。
或いは、プロジェクト・アトゥム完了後に色々と利用するつもりだったのかもしれません。
Ｑ．HUGの暴走事故を起こしたのも君島コウだったの？
Ａ．これも、明らかにはされていません。
君島レポートには色々と派手な陰謀論が書かれていましたが、最終目標であるブラックホール爆弾については何も書かれてはいませんでした。これは、世界中の人々を囮の騒動（HUGやロボットの暴走、太陽嵐、グランド・オベリスク等）に注目させる為だと思われます。
HUGの暴走事故も、その囮の騒動を真実に見せる為の演出だった可能性があります。『かごめかごめ』がポケコンから流されたのも、同じような理由だったのかもしれません。
瑞榎はみさ希を止め得る人間だった為、或いは真相に近付いていた為、若しくはみさ希に更なる精神的ショックを与える為に、君島コウに狙われてしまったのでしょう（偶然だった可能性も勿論ありますが）。
Ｑ．澤田から渡されたプログラムは何？
Ａ．それは、次回以降のお楽しみです。
画面に映ったアプリの名前、「DG297 3rd EDITION ver.4.11」……このネーミングセンスには、科学アドベンチャーシリーズのファンならニヤリとしてしまう筈ですww
TVアニメ『Robotics;Notes』#19 Q&A
・原作未プレイの視聴者向け補完Q&A。
・後の展開のネタバレは無し。
#19 「夢なんて、持たなければよかった」
Ｑ．軌道エレベーターって何？
Ａ．軌道エレベーターとは、地上から静止軌道以上まで伸びる軌道を持つエレベーターのことです。決してSF世界だけのものではなく、カーボンナノチューブの発見後、現状の技術レベルでも手が届くかもしれないと日本やアメリカで研究が進められています。
但し、今回いきなり登場した「グランド・オベリスク」は、電磁波照射装置によるARです。
人々に幻覚を見せる装置は『Chaos;HEAd』にも出てきましたが（疾風迅雷のナイトハルトが破壊しました）、今回のはそれの発展型です。
Ｑ．みさ希はテロリストだったの？
Ａ．澤田と共に300人委員会を追っていたように見せて、その実、君島コウの手駒でした……。
300人委員会とは、以前にも書いた通り、この世界において人類の支配（或いは滅亡？）を目論んでいる組織です。
『Steins;Gate』において岡部達のタイムマシンを奪取しようとした「SERN」はその下部組織であり（モデルはリアルのCERNですが勿論別物です）、今回は地球の磁気圏に超デカい太陽嵐を引き起こすブラックホール爆弾を作りました。
Ｑ．澤田は何者なの？
Ａ．エグゾスケルトン社の幹部であると同時に、300人委員会と戦う組織の一員です。種子島にいるというエス・ブラウン（＝Sister Braun）というのは綯のことで、そのコードネームの名付け親は岡部倫太郎だったりします。
その他、アニメでは端折られましたが、『Steins;Gate』のメインキャラクター達もこの組織の一員です。
Ｑ．フラウが襲われたのは何故？
Ａ．原作でもその理由は明確になってはいませんが、他のロボ部員と比べて能力が著しく高く、色々と確信に迫る情報を持っていることから、近くに放置しておくのは危険と判断されたのだと思われます。
TVアニメ『Robotics;Notes』#18 Q&A
・原作未プレイの視聴者向け補完Q&A。
・後の展開のネタバレは無し。
#18 「そこに本物のガンヴァレルがいます！」
Ｑ．結局、教頭先生の反対を押し切って万博に来たの？
Ａ．ロボ部の活動として来たわけではないので（長深田先生は同伴してくれていますが）、問題は無いようです。
Ｑ．また原作改変があったって？
Ａ．原作では、海翔が駐車場でみさ希に会ってドライブに行くシーンはありません（愛理に会いに行くシーンはあります）。
物語のテンポを良くする、割と良い改変だったのではないでしょうか。
Ｑ．愛理のコールドスリープはどうして解かれたの？ 難病は？
Ａ．コールドスリープが解かれた理由や病気がどうなったのか、詳細は原作でも語られてはいません。10年眠っているうちに治療法が見付かったのか、元々即座に死に至る病ではなかったのか。色々な解釈が可能ですが、治療されたと思いたいものです。
TVアニメ『Robotics;Notes』#17 Q&A
・原作未プレイの視聴者向け補完Q&A。
・後の展開のネタバレは無し。
#17 「ロボット研究部は、本日をもって解散します！」
Ｑ．淳和があんなに責任を感じているのは何故？
Ａ．強風や足回りの不調等、色々と悪条件が重なったのは事実ですが、主要因はやはり、操作中に目を離した淳和にあると言えるからです。
ただ、あき穂は淳和のせいとは考えてはおらず、フラウもまた自身のプログラミングに原因があったと考えていました。
Ｑ．って言うか、部長であるあき穂は昴の家に謝りには行かないの？
Ａ．端折られましたが、昴の家に行ったら既に淳和が土下座をして父親に追い返されたところでした。
Ｑ．瑞榎が死んだのに、割とみんな淡々としてたよね……。
Ａ．長深田先生が昴の事故に責任を感じて（病院で）土下座する、瑞榎の死に号泣する海翔に大人として自分の気持ちを押し殺して接する等、今回は割と重要なシーンが削られました。
海翔の号泣シーンがカットされているので、海翔が妙に淡々としたキャラになってしまっていますww
また、澤田が種子島に来ていたり、みさ希から海翔へコンタクトがあったり、海翔が知らずに君島レポートを拡散させてしまったり（原作では自ら拡散させました）……と、原作改変が多い回でした。
Ｑ．海翔はあき穂を試したの？ ちょっと悪趣味だったような……。
Ａ．それだけ、あき穂の決断は無茶だったということで。
あき穂の覚悟を見届けた後にわざと負けた海翔ですが、原作では、勝つか負けるかプレイヤーが選択することができます。意固地になって勝ってしまった場合は、あき穂との仲はそこで終わり、物語はそのままBAD ENDへ一直線です。
（世界線は収束する筈では……なんて野暮なツッコミは止めましょうww）
TVアニメ『Robotics;Notes』#16 Q&A
・原作未プレイの視聴者向け補完Q&A。
・後の展開のネタバレは無し。
#16 「巨大ロボットが、大好きです」
Ｑ．ガンつく2、いつの間に完成したの？
Ａ．海翔が色々やっていた間に、あき穂や昴が頑張って製作を進めていました。
Ｑ．瑞榎のHUGが暴走したのは何故？
Ａ．現時点では理由は不明ですが、君島レポートが関係しているのは確かなようです。
Ｑ．ガンつく2が倒れたのは風のせい？
Ａ．足回りの不調、強風、淳和の不注意（操作中に目を離した）etc.と悪い条件が重なってしまいました。
原作では、強風よりも淳和の不注意に因るところが大きいといった描写でした。
TVアニメ『Robotics;Notes』#15 Q&A
・原作未プレイの視聴者向け補完Q&A。
・後の展開のネタバレは無し。
#15 「君に夢を見せてあげよう」
Ｑ．海翔が見ていた『ツイぽ』の画面に、懐かしい単語が見えたような……？
Ａ．「栗悟飯とカメハメ波」は、前作『Steins;Gate』にて紅莉栖が＠ちゃんねるで使っていたコテハン（固定ハンドルネーム）です。
Ｑ．『居ル夫。』がアップデートされて愛理が消えるのは何故？
Ａ．愛理は『居ル夫。』の公式アプリではないからです。
Ｑ．アレはコールドスリープってやつ？
Ａ．宇宙船による惑星間の超長距離移動による老化を防ぐ為の、或いは、医学が不治の病を治せるレベルに達するまで肉体を保たせる為の技術です。
リアルにおいては、細胞（の中の水分）が凍結時に膨張して破壊されてしまう為、実現されてはいません。
……が、100%架空の技術かと言われると実はそうでもなく、精子の冷凍保存は実用化されている他、死後10数年も冷凍保存されていたマウスからクローンマウスを生み出すことには成功しているようです。
Ｑ．眠っていた愛理のオリジナルはどうなったの？
Ａ．海翔の通報により保護され病院に移され、そのまま眠り続けています。
『ロボノ』は近未来の物語なので、コールドスリープ状態を維持する技術があるのでしょう。
TVアニメ『Robotics;Notes』#14 Q&A
・原作未プレイの視聴者向け補完Q&A。
・後の展開のネタバレは無し。
#14 「少しだけこのままで…」
Ｑ．クラウドシステムって何？
Ａ．クラウドコンピューティング――別に『ロボノ』用語でも拡張科学用語でもなく、コンピューターの利用形態の1つです。
ユーザーはソフトウェアやデータを自身では保有せず、ネットワーク（主にインターネット）経由でそのサービス提供元にアクセスして利用する……といったものです。大勢のユーザーが利用するサービス内容の管理を一元化できる等のメリットがありますが、システム障害が利用者全員に波及する等のデメリットもあります。
今回は、ネットワーク経由で一元管理されているロボットがまとめて暴走させられました。
Ｑ．海翔は自分に電流を流したり水風呂に入ったり、何をしていたの？
Ａ．思考が加速する発作「スローモー」を起こす為に、身体をいじめていました。
Ｑ．フラウと話していたマグヤンって何者？
Ａ．フラウと共に『キルバラ』を制作したサークルの一員です。今回の騒動を（何者かの命令で）起こした張本人であり、フラウのツイぽアカウントを乗っ取ったのもこの男です。
Ｑ．時々フラウが何を言っているのかわからない（聞こえない）。
Ａ．「ぼっち乙」、「トンクス」、「トン」等、大抵はネットスラングで海翔も理解してはいません。
Ｑ．ミスタープレアデスはどうなったの？
Ａ．アルシオーネ、エレクトラ、マイア、タイゲタ、ケラエノ、アステローペ、メロペーの7女神に祝福され、逃げ切ったのでしょうww（仮装していただけでタイーホされるなどあり得ません）
