『カイチュー!』感想 二射目

 うーむ……。キャラの表情がべったり硬いとか、絵に動きが無いとか、その辺は描いているうちにレベルアップするだろうから、置いておく。
 不満なのは、せっかく弓道部が舞台の漫画なのに、弓道の魅力が全然伝わってこないこと。描写に物足りなさを感じてしまう。いや、まだ2話目だし、これから出てくるのかもしれないけど(週刊連載だから最初から何でもかんでも詰め込める筈はないし)……それでも、描かれているのが射法八節のうち「残心」(の上半身)ばかりでは、弓道独特の雰囲気が伝わってこないのだ。ぶっちゃけ、今週号までの展開は、別に弓道以外の部活でもそのまま流用できてしまう。
 主人公がオカマ先輩の弓に惚れ込んでいたのはよくわかったが、具体的に先輩の射の何に惚れ込んだのか? 弓道経験者だけが頷けるようなマニアックな表現・演出で、掘り下げてほしいなぁ。
 全国の読者に、弓を引いている時の、あの時が止まったような緊張感を届けてほしい☆


 ――不満点ばかり書き連ねちゃったけど、応援しているぜッ!