『東大を出たけれど』が良い

 原作は、東大を卒業した後にプロ雀士となった須田プロのコラム。テンションが下がる内容だケド、最近の『天牌外伝』よりは面白いと思う。井田ヒロト氏…良い仕事をするなァ。
 何て言うか…主人公に、数年前(鬱屈期)の自分をバリバリ重ねてしまい、1コマ1コマを噛み締めながら読んでいる(当時の俺のバイト先は雀荘じゃなかったケド)。「間に合わなかった満貫手――まるで、俺の焦りの象徴のような」とか「人生にベタ降りをし続けて流局を待ったところで、一体どんな未来が待っているというのか」とか、モノローグが妙に心に沁みるンだよね。
 この漫画を読んだ後は、『天牌』の沖本瞬に意味も無くムカついちまうな☆


 最近は行ってないけど…何か、久々に低レートの雀荘に通いたくなっちまったなー。